FINE-FLEXが選ばれる理由FINE-FLEX advantages

Advantages選ばれる理由

太陽光パネル発電設備の重量と地震の関係

建物の屋根に重量物を載せると建物の重心が高くなります。建物の重心点の高さが高くなると地震の影響をより受けやすくなります。
日本で発生する有感地震(人が感じることができる震度の地震)は年間平均1500回前後と言われています。南海トラフなどの大型地震の発生が懸念される中、株式会社SILFINE JAPANは建物に設置する太陽光発電設備の軽量化は安全上の観点から必須と考えています。太陽光発電設備を25年使用する場合、建物の経年劣化や設備の使用期間に遭遇する地震や自然災害を考えると設備の重量が建物に与える影響は未知数です。

100㎡への屋根へ太陽光発電設備を設置する場合のFINE-FLEXとガラス製パネルの比較

設置方法:FINE-FLEX 接着 ガラス製パネル 置き基礎

設置面積 100㎡
設置場所 陸屋根
パネル型式 SFJ-400-EWH ガラス製パネル550W
設置枚数 24枚 16枚
発電容量 9,600kW 8,880 kW
項目 FINE-FLEX ガラス 550W 比較
部材コスト 912,000円 994,880円 FINE-FLEXが9%安い
施工費を含むと2~3割安
年間発電量 11,390kWh 12,126kWh ガラス製パネルが6.5%高い
年間削減電気料金 273,357円 291,020円 ガラス製パネルが6.5%多い
総重量 149Kg 3,888Kg ガラス製パネルが26倍重い

100㎡の広さの屋根の場合、FINE-FLEXはガラス製パネルよりも多く積載することができます。
コンクリ基礎や架台が必要となるガラス製パネルに比べ接着工法が可能なFINE-FLEXは、施工費を含めた比較では2~3割程度コストを抑えた設置が可能です。発電量は、パネル1枚あたりの出力が高く角度を付けた設置ができるガラス製パネルのほうが若干多くなります。
設備重量は、コンクリート基礎を使用するガラス製パネルはFINE-FLEXの26倍になります。下記の計算からも分かるように地震の際に駆体が受ける地震力も26倍となります。

FINE-FLEX400W(149kg):F=149kg×2.94m/s2=438.06N
ガラスパネル555W(3888Kg):F=3888kg×2.94m/s2=11434.32N

F:物体にかかる地震力(ニュートン, N) m:物体の質量(キログラム, kg) a:地震時の加速度(m/s²)

*加速度 a: 1g(9.8 m/s²)とした場合

建物設置においては、僅かな発電量の差はあるものの、FINE-FLEXはより安価なコストでガラス製パネルの1/26の重量で設置可能なことが分かります。

FINE-FLEXは建物への重量負荷を大幅に軽減しガラス製パネルとほぼ変わらない発電パフォーマンスを実現します!

太陽光パネルと防水との関係性

陸屋根に使用される防水層は、建物を雨漏りや様々な影響から守る非常に重要役割を担っています。陸屋根の防水層は、「非歩行」タイプが多く、防水層の上に重量物を置くことは基本NGです。

FINE-FLEXは露出工法の屋根にでも防水層を保護する形での設置が可能です!

太陽光パネルと防水層の寿命の関係

FINE-FLEXの耐用年数は25年以上です。一方、防水層の寿命は防水工法により様々ですが、太陽光パネルよりも短いケース多いです。つまり太陽光パネル設置後に防水層の「改修工事」が発生する可能性があります。FINE-FLEXは、特許出願中の特殊架台を使用することにより陸屋根設置において太陽光パネルを必要に応じて脱着することが可能です。

FINE-FLEXは多彩な設置方法により長期に渡りお客様の電気代とCO2の削減に貢献します!

ガラス製パネルの設置が難しい非金属スレート屋根や劣化が激しい屋根にも対応しています。

ガラス製パネルでは設置が困難な非金属系スレート屋根にも設置が可能です。アスベストを含有しているような屋根にも設置が可能なソリューションを準備しています。特殊塗料により屋根をコーティングすることにより、屋根の強靭化やアスベストの封止が可能となります。

ライノジャパン

染めQテクノロジー

FINE-FLEXは、人権問題へ配慮した製品です。

地球環境の改善を通して未来の子どもたちへより良い未来を届けることを使命としているFINE-FLEX。生産過程において人権侵害があってはならいと考えています。

FINE-FLEXは、日本の法令やガイドラインを遵守し安心と安全をお届けします。

FINE-FLEXは、太陽光パネルのリサイクル義務化への準備を進めています。

2025年を目標に太陽光パネルのリサイクル義務化が審議されています。ガラス製太陽光パネルに比べ、リサイクルが難しいフレキシブルソーラーパネルですが、地球環境の改善を目標にしているFINE-FLEXが太陽光パネルの役目を終えた後、産業廃棄物となり環境に負荷を与えることはあってはならないことと考えています。株式会社SILFINE JAPANは2023年以降、フレキシブルソーラーパネルのリサイクルスキームの構築を進めています。

FINE-FLEXは、太陽光パネルの大量廃棄の時代への取り組みを進めています。

参考:環境省「再生可能エネルギー発電設備の廃棄・リサイクルに係る現状及び課題について」

FINE-FLEX(SFJ-300-EWH)は、大量廃棄が予測されいてるパネルの中でも普及率が高い60セルサイズの太陽光パネルのサイズに合わせて設計されています。これは、60セル太陽光パネルのガラス面(表面)に、FINE-FLEXを接着設置することを前提としています。
役目を終えた太陽光パネルを廃棄するのではなく、FINE-FLEXを活用し更に25年間発電設備を延命させ太陽光パネルの廃棄のピーク時期をコントロールすることにより長期的に環境負荷の低減に貢献できると考えています。また当時の太陽光パネルと比較してFINE-FLEXは発電性能も向上をしていることから、発電設備の延命だけでなく「リパリング」も可能です。